2017年5月26日 (金)

久遠いのちを生きる祈り

 生長の家創始者・谷口雅春先生のご著書に『聖経 真理の吟唱』(日本教文社刊) というご本があります。全部で85のお祈りが収録されています。今日はその中から、「久遠いのちを生きる祈り」をご紹介します。

『わたしは今、心を明るくして、神霊の前に座するのである。神は永遠の歓喜であり、無限の法悦であるから、わたしが心を明るくして相対するとき、たがいに心の波長が同調して神の歓喜と法悦とがわがものとなるのである。』

 『神は永遠の歓喜であり、無限の法悦である』という点が、何よりも大切ですね。神様は、実相界において歓喜の中で一切を創造され、今も歓喜の中で無限に創造されておられます。神様は、無限の歓喜そのもの、法悦そのものですから、私達「神の子」もまた歓喜そのもの、法悦そのものです。それ故、心を明るくし、心を歓喜そのもの、法悦そのものにした時、波長が同調して、私達の周囲に実相界の歓喜が、法悦が、そのまま現象界に投影してまいります。

『わたしは神の子である。宇宙普遍の神霊が個性的な表現をとるために、ここに生を享けたのが人間であり、私である。』

 実相界において、無限の姿である神霊が、個々の個性的な表現として姿を現しているのが、私達「神の子」であるというのですから、ありがたいですね、素晴らしいですね!
 誰もが、その人でなければならない独特の個性と使命もって誕生しているのです。その「神の子」としての自己の実相(生命の実相)に感謝しましょう。

『それゆえに、私の実相は霊であり、聖なるものであり、久遠なるものであり、不滅なるものであり、病まざるものである。その実相を自覚するがゆえに、私は現実に、今、聖なる者であり、久遠の生命を「今」生きつつあるのである。』

  神の生命は、霊的実在で、聖なる存在であり、そして久遠の存在です。永遠不滅です。従って、その神の生命の延長である私達の実相もまた霊的実在であり、聖なる存在であり、そして久遠不滅の存在です。
 神がわが内に存在している、神が、キリストが、仏が、観世音菩薩がそのまま内在しておられるのですから、ただただ自己を礼拝し、一切を礼拝あるのみですね。

『「久遠」と「今」、「普遍」と「個」、「無限」と「有限」とがいまここに私の生命において一体となっているのである。それゆえに私は、今普遍を支配し、無限を掌中に握り、「個」にして同時にあらゆる徳行を成就するのである。』

 猫の子は、やがて猫になります。犬の子は、やがて立派な成犬になります。
 幼子も、やがて少年・少女となり、成人いたします。
 猫の子の本質は猫。犬の子の本質は犬。
 “神の子”の本質は、“神様”ですね。これは大変な事ですが、ありがたい、素晴らしい真理です!
 あなたも“神の子”、私も“神の子”。あなたも“神様”、私も“神様”。

『無限の新しき創造の力が普遍なるものの中から、自分に流れ入って、輝かしき華となって咲き出るのである。わが想うところの構想は神の無限の創造力から生み出されるものであるがゆえに、常に建設的なものであり、必ず好き成績をもって成就するのである。』

 神様は、完全円満で、無限の創造をされておられますので、その反映として私達“神の子”の創造も構想も、常に完全な表現が可能です。神意に心を合わせさえすれば、最も良きものが現成してくる訳ですから、私達の心が、信仰が、一番大切となってきますね。
 信仰と生活を一致させること。日々の選択と行動に神意をあらわすこと。
 これが大事ですね。

『神の無限の創造はたゆみなく継続して杜絶えることはないのである。それゆえに、神の子の創造もまた無限につづいて中絶することはないのである。神の創造には、二度と同じものが繰り返されることはない。それと同じく私たちの構想も二度と同じものが繰り返されることがないから、わたしの発想は常に溌刺として新たなのである。生命は常に新たであり、自由であり、つねに過去を破壊して新たなる創造へと進のである。』

 生命の特徴は、日々新生です。無限生長、無限創造です。それゆえ、現象の世界においても、次々と新しい発見、発明があり、素晴らしい人類社会の進歩・発展があります。
 但し、その時に、人類だけの幸福のみを考えて、自然破壊を推し進めては、これは本当の「神の世界」にある無限生長、無限創造の姿ではありません。
  「神の世界」は、神・自然・人間の大調和した世界ですから、自然や、人々を傷つけての進歩・発展はあり得ません。核兵器や、原子力発電等、人を殺傷し、地球を汚染するものは「神の世界」にない迷妄ですね。

『ああ、私は常に新しき生命なるかな。私の進むところ常に新しき情景がひらけてくるのである。わたしの構想は常に新たであり、わたしの事業には常に新しき発想が約束されているのである。
 人生の無限の海への航海であり、進にしたがって新しき展望がひらかれてくるのである。わが乗る船の航海長は神であり、神が常に安全な航路へと導きたもうがゆえに、常にわが航海は安全にして、いささかの不安もあり得ないのである。わたしは神の常住の護りと導きとに対して深き感謝の念を常にもつのである。』

 真の地上天国・国際平和実現のためには、「神意」を第一とするところから始まります。

 ぜひ、生長の家創始者・谷口雅春先生の『聖経 真理の吟唱』(日本教文社刊)全文を、熟読・味読ください。
 『真理の吟唱 CD版(全章収録)』もあります。

 よろしければ、本ブログでの『聖経 真理の吟唱』の紹介もご参照ください。

・『新生を感謝する祈り』

        (牧野尚一:H29.05.26)

※以下の紹介文は日本教文社HPからの転載です。

◎『聖経版 真理の吟唱』谷口雅春 (著) 日本教文社刊
  定価:本体1,500円(税・送料別)  造本形式:新書判 ページ数310
  ISBN 9784531050390 

【商品の説明】
霊感によって受けた真理の啓示を、言葉の力を自由自在に駆使して読む人の運命を改善する。朗読しやすいリズムをもった文体で書かれた“真理を唱える文章”集。太字使用、総ふりがな付。

【商品の目次】
新生のための祈り
自覚を深めるための祈り
神の世嗣たる祈り
新天新地をひらく祈り
神を讃美する祈り

【著者プロフィール】
谷口雅春

「生長の家」創始者。明治26年(1893)11月22日、兵庫県兵庫県八部郡烏原村(現在の神戸市兵庫区)に生まれる。旧名=正治。大正3年(1914)、早稲田大学文学部英文科中退。求道生活に入る。昭和5年(1930)3月に「人間・神の子」善一元の世界、万教帰一の啓示を受け、この真理を万人に伝えたいとの悲願の下に個人雑誌「生長の家」誌を創刊。これが生長の家のはじまりである。以後、同誌の普及と共に、教化団体「生長の家」を経て、宗教法人 「生長の家」へと発展。上記、雑誌記事をまとめた『生命の實相』は通算1,900万部を超え、今なお多くの人々に読み継がれている。このほか『真理』(全11巻)『谷口雅春著作集』(全10巻)『新選谷口雅春選集』(全20巻)『新選谷口雅春法話集』(全12巻)『法華経解釈』『人生読本』等、400冊以上の著書がある。また神示には「七つの燈臺の點燈者の神示」などがあり、霊感に導かれて綴った自由詩(のちにお経となった)「甘露の法雨」「天使の言葉」などがある。昭和60年(1985)6月17日、ご逝去(満91歳)。

                                        以 上

2017年5月22日 (月)

神の愛に感謝する祈り

 生長の家総裁・谷口雅宣先生のご著書『日々の祈り』(生長の家発行)には、先生が書かれた49のお祈りが収録されています。是非、全文を熟読・味読ください。

 最初の祈りは「神の愛に感謝する祈り」です。

『神さま私は神の子であります。私はあなたの愛を一身に受けて生きています。私の魂はあなたの愛に包まれて、平安であり、生き甲斐に溢れ、歓喜に満ちています。あなたの愛はこの空気であり、水であり、体内に燃える命の炎であり、この肉体となって結実しています。私の肉体は物質ではなく、あなたの愛の表現であります。その肉体が、私の意識によらずとも呼吸し、心臓を動かし、血液を通して栄養を体内の隅々まで送り、消化し、異物を取り除き、休息し、新しい細胞を生み出し、古い細胞を掃除し、老廃物を体外へ出してくれます。この精緻・複雑、微妙にして調和がとれ、かつ安定した働きこそ、あなたの無限の愛の表れであります。私はただ、その愛の結晶であるわが肉体を受け入れ、それに乗って神の愛を生きるのであります。あなたの御心を行じるのであります。』

 まさに「神は愛也」という真理を、分かりやすく端的にお示しいただいた素晴らしいお言葉ですね。神様の深い大愛に私達が生かされ、その愛が大自然に、全宇宙に充ち満ちているのですね。

 私の住む山梨県北杜市は、長い日照時間と新鮮な空気に恵まれています。大気が澄んでいますのでオリオン座をはじめ四季の星座が美しく輝いています。

 豊かな森があり、私もこの三年間で鹿、キツネ、タヌキ、リス、キジ等を目撃しました。ガラス戸を開けていた縁先からは、オオムラサキやカブトムシが舞い込んで来てくれました。この冬には、近くでイノシシが二頭目撃されたと放送が流れたそうです。イノシシとはまだ遭遇していません。突進してこられると困りますが、一度は目にしたいものですが、さてどうでしょう。

 今、間近で見るのは、ツバメです。産卵期なのでしょうか、高速で身を翻して飛び交う姿は、見ているだけで爽やかで楽しくなります。

 光、空気、水等の豊かな自然の恵みをいただいて、またおいしい野菜・果物をいただいて、神様の愛に包まれて本当にありがたいことです。

『神さま、あなたは私に肉体をくださっただけでなく、肉体の外に広がる無限の宇宙の創造主です。宇宙は茫漠たる無の空間ではなく、神さまの愛が充ち満ちています。青い空、白い雲、深い海、緑の風、紺碧の湖、雪を頂いた青い山脈、潺湲と流れる川、森、草原、黒い土、赤い土、黄色い土、虫と鳥、魚と獣たち……すべてがそれぞれの場を与えられ、互いに与え合い、切磋琢磨しつつ、神さまの愛を表現しています。神さまの知恵を表しています。神さまの命を顕現しています。私はその神さまの懐に包まれ、生かされ、喜びに満たされています。この生命の星・地球は、太陽のエネルギーで支えられています。すべてを燃やし尽くすほどの莫大なエネルギーが、地球上ですべての生命を支えています。無数の生物たちがつくる生命の網が、力を愛に変えています。それが神さまの知恵の働きです。神さまの知恵と愛と命が交わるところ、それがこの地球です。』

 人は、名前を付けて区分することが好きで、特に子供はものの名前を聴いたり覚えることを喜びます。名前を付けることでそのものとの一体感が増します。

 さて一方、つい間違いやすいのが、名前を付けたことでそれらが「一つ」のものであることを忘れがちになると言うことです。
 山があり、森があり、谷があり、川があり、沢がある。それはそれで名前として間違いないのですが、区分としても便利なのですが、渾然としてそれは一つで、不可分の存在で、区分はあくまで人為的な方便に過ぎません。区分したことで分割して理解したつもりで、つい渾然一体の「一つ」の存在であることを忘れてしまうと、これは主客転倒になります。

 大地の隆起した部分を山と名付け、くぼんだ部分は谷と呼び、流れる水を川と言い、生えて密生している木々を林や森と言っています。そこに生息する動物たちや昆虫、植物にも名前をつけましたが、それぞれ互いに共生し、お互いなくてはならない渾然一体の存在です。一即多、多即一なのです。

  地球環境問題の根底には、自然が渾然と「一つ」いのちであること、地球そのものが生命体であること、宇宙全体が生命そのものであること、神とその自然(地球、宇宙)と神の子・人間がすべて一体であることの宗教的自覚の欠如が指摘されますね。

『神さま、私は今あなたの実在を如実に感じます--地球の生命を感じ、太陽の愛を観じ、宇宙の生かす力を感じます。私の肉体は物質ではなく、あなたの愛です。あなたの知恵です。あなたの命です。私を取り巻くすべての人々は皆、私と同じ神の子ですから、神さまの愛です。知恵です。命です。私の周囲のすべての生き物は、神さまの愛と知恵と命の顕現です。私の生きる環境は、地球は、宇宙は、すべて神の命の表現であります。それを知り、意識し、理解し、愛することができるから、人間は「神の子」と言われるのです。神さま、私は今、人間誕生の意義の荘厳さを感じます。意識し、知恵をもち、広大な愛の心をもった生命こそ、私たち人間です。人間こそ、あなたを意識し、あなたを知恵で理解し、あなたを愛することができる存在です。すべての存在に神性・仏性を感じることのできる私たちは、幸せです。神の子・人間として生かされている私は、幸せです。』

 人が、地球のすべてに関心を持ち、大自然や海洋、地底のすべてに関心を抱き、太陽系、銀河系、マルチ宇宙のすべてに関心を持って探求するのも、更には、クォーク等の極微の世界に熱い関心を寄せるのも、すべてと一体の自覚があるからこそですね。

『神さまの御心を生きるのが、神の子・人間の使命です。知恵と愛と命あふれる生活を送ることが、私の使命であり、生き甲斐です。人生は、神の子の表現の舞台です。この舞台があるからこそ、私は自己内在の神性・仏性を表現し、すべての人々とともに、すべての生物とともに、喜びを分かち合うことができます。その聖なる場を与え給いし神さまの無限の愛に深く、厚く、感謝いたします。ありがとうございます。』

 人の使命は、ここに示されてあるように『神さまの御心を生きるのが、神の子・人間の使命です。』
 「神さまの御心」を生きたとき、私達は魂の喜びと安らぎを感じます。
 今日一日を「神意現成」の一日といたしましょう。

 『日々の祈り 全集〈CD版〉 神・自然・人間の大調和を祈る』もあります。

        (牧野尚一:H29.05.22)

※以下の紹介文は、日本教文社HPからの転載です。

◎『日々の祈り 神・自然・人間の大調和を祈る』谷口雅宣(著)
  定価 1,543円 (本体 1,429円+税)  新書判・布装上製/260頁
  ISBN 978-4-915759-11-6 宗教法人「生長の家」発行

【内容紹介】 

 本書は、著者のウェッブサイトのブログで発表されている「日々の祈り」をまとめたものです。 “神を深く観ずるために” “自然を深く観ずるために” “人間を深く観ずるために” “明るい人生観をもつために” “人生のすばらしさを観ずるために” “「病気本来なし」を自覚するために” の六つの章から構成されており、全49篇を収録。
 全篇を通じて生長の家の神観、自然観、人間観、人生観を、愛あふれる宗教的表現と科学的な知見をふまえ、神に語りかけるという手法をとりながら解き明かします。

 本書を毎日拝読することで神と自然と人間は本来一体で生かし合っているということが実感できると同時に、人間が持っている “神や自然、人間とは何か” という根本的疑問も解け、明るく幸福な人生になるでしょう。
 日々の生活の指針にもなり、携帯にも便利な本書は万人に勧めたい一冊です。

※本書の益金の一部は、森林の再生を目的とした活動に寄付されます。

                             以 上

2017年5月19日 (金)

明るく、たのしい日々

  「生長の家」では、1930年(昭和5年)の立教当初から「日時計主義の生活」を提唱しています。

 生長の家総裁・谷口雅宣先生は、『日時計主義とは何か?』(生長の家刊)の「はしがき」の中で、次のように書いておられます。

『(前略)本書は、第一部「日時計主義とは何か?」と第二部「日時計主義講演録」から構成されている。第一部はその名の通り、日時計主義とはどのような考え方であり、どんな哲学的、宗教的前提から成り立っているかを解説している。この言葉はもともと、「I record none but hours of sunshine.」という英文を端緒(たんしょ)とするが、それを日本において「日時計主義」と名づけたのは生長の家創始者、谷口雅春先生が初めてである。もう七十七年も前のことだ。(この書の出版は2007年:牧野註)それをひとことで言えば、「人生の光明面を見る思想」であり、そういう生き方である。詳しくは第一部を読んでいただきたいが、この考え方の宗教的、哲学的基盤には「人生とは外から与えられた不変のものではなく、人間の心が創造する」という生長の家の教えがある。(後略)』

 詳しくは、谷口雅宣先生のこのご著書『日時計主義とは何か?』をぜひお読み下さい。

 「日時計主義」を提唱された生長の家創始者・谷口雅春先生のご本の中にも、沢山この生活の実践法が書かれています。今日は、谷口雅春先生著『叡智の断片』(日本教文社刊)の一節をご紹介します。

『    ○

 湯上がりの気持ち。これが本当の人間の心のありかたでなくてはならない。いきいきとした血潮が全身をかけめぐっている。その様に、人間の中に神のいのちがかけめぐっていなければ本当ではない。

     ○

 凡(あら)ゆる美徳のうち最大の美徳は「たのしい」ということである。あかるくたのしい気持ちこれが一番大切である。あらゆる失敗の最大の原因は、この「たのしい気持ち」を抑圧し、明るい気持ちを灰色一色にぬりつぶしたからである。』(p.260)

 「心」を明るくたのしくすると、「人生」も明るいたのしい人生となる、これが「生長の家」の「唯心所現」の真理です。この世界は、ただ心の現す所の世界である、という訳ですね。

 「人生」が幸福になったら「心」も明るくなるけれど、「心」を明るくするだけで「人生」がバラ色に変わるといっても中々信じられない、という方もいるかもしれません。
 しかし分かりやすく、「心」を馬、「人生」を馬車と考えてみてください。
 「心(馬)」が先で、その後から「人生(馬車)」がついてくるわけですから、「心」を明るくすると、「人生」も幸福に満ちた豊かな明るい人生となる訳です。

 「人生(馬車)」が幸福になったら「心(馬)」も明るくできるのだが・・・と考えている人は、「馬車」の後ろに「馬」をつないで幸福になろうというのですから、これはなかなか大変です。
 やはり、「心(馬)」の後ろに「人生(馬車)」をつないで、「心」を常に明るく、楽しく、常に「与える心」でいますと、「与えよ、さらば与えられん」の「心の法則」のとおり、自然にあなたの「人生」が明るく、楽しい、豊かな、素晴らしい人生となるに違いありません。

 ぜひ、生長の家総裁・谷口雅宣先生のご著書『日時計主義とは何か?』、生長の家創始者・谷口雅春先生のご著書『叡智の断片』を熟読・味読いただいて、「生長の家」の「唯神実相」「唯心所現」の真理を学び、あたなの人生を神様の御心のままの素晴らしい人生としてください。

        (牧野尚一:H29.05.19)

※以下の紹介文は、世界聖典普及協会HPからの転載です。

◎『日時計主義とは何か?』谷口雅宣(著)
  定価823円(本体 762円+税) 新書判・並製/192頁 ISBN 978-4-915759-13-0
  宗教法人「生長の家」発行

【内容紹介】 
●平成19年(2007)秋季大祭記念出版
著者のブログ「小閑雑感」に発表された記事を基に書き下ろされた“日時計主義”の原理編ともいうべき第一部と、機関誌に掲載された最近の行事における講演録を収録した第二部で構成。“日時計主義”が生長の家の信仰生活の原点であり、現代人にとって最も必要な生き方であることが説かれています。

【目次より】
はしがき
第1部 日時計主義とは何か?
 日時計主義とは何か?
 悪を放置するのか?
 「悪を認める」とは?
 悪を認めない理由
 「実相」について
 感覚認識のウソ
 感覚と心
 感覚と意味
 感覚優先の世界
 狭い戸口
 真象と偽象

第2部 日時計主義講演録
 1 幸福の輪を広げよう
  “信仰の原点”がここに
  礼拝主義
  先進的な幸福増進運動

 2 目的と手段は一つ
  “小旅行”の楽しさ
  正しい手続きを踏もう
  現象世界を正しく進む
  人生は喜びの過程を味わうもの
  「日時計主義」を復興しよう

 3 日時計主義を実践しよう
  総裁先生にごあいさつ
  闇から光は生まれない
  今こそ「日時計主義」が求められる

 4 “自他一体”の喜びを伝えよう
  自然をどう愛するか
  愛の三段階
  最上階の愛を目指して

 5 日時計主義の新展開
  イノシシの諺から思う
  自然との一体感を大切に
  日時計主義の新展開
  生長の家は発祥時から日時計主義

 6 日時計主義を世界に
  『生長の家』発刊の目的
  双方向の『日時計日記』
  『日々の祈り』の出版

牧野註:谷口雅宣先生のご著書『日時計主義とは何か?』は、谷口雅宣先生が副総裁(総裁代行を兼任)当時のご著書で、出版された当時の総裁は谷口清超先生 です。

※以下の紹介文は、日本教文社HPからの転載です。

◎『新版 叡智の断片』谷口雅春 (著)
  定価 本体1,619円(税・送料別) 造本形式46判 ページ数336
  ISBN 9784531052516 日本教文社刊

【商品の説明】
価値観が多様化した現代だからこそ、時代を超えた神啓の輝きを!

本書の前半は、著者の心の中に閃いてきた神啓とも呼ぶべき箴言で埋められ、生長の家の基本的な教えが網羅されています。後半は、道場での講話録に著者が加筆したもの。
「私の他の著書に見るような体験談の集まりではなく、人生如何に生くべきかの指導原理と言うべきもの」(はしがき)に貫かれており、その深い智慧の言葉の数々は、力強くわたしたちの心に響いてきます。万人を勇気づけずにはおかない珠玉の一冊です。
旧版の一部に使用されていた旧漢字を常用漢字に改め、大きな活字で本文を新たに組み直し、より読みやすく親しみやすい単行本になりました。

【商品の目次】
●前篇 真理の言葉
  陽気を孕む
  清寂の生活
  行雲流水の心
  煩悩そのままに悟りなり
  哲学ある宗教
  春の息吹を聴く
  時節ということ
  真の自由
  愛慾を超えた愛
  人生の窮極目的に就いて
  「悪」に抗することなかれ
  真理を知るには
  龍樹の仏教と生長の家
  陰陽の調和ということ
  愛は常に勝者なり
  人格主義の根本信念
  蜜蜂と子供の教育
  自性円満の自覚
  魂を教錬する課程
  誘惑と信仰生活
  幸福の秘訣ここに在り
  常住今此処が神の国
  運命を支配するには
  芸術・自然・唯一の心
  奇蹟を生ずる原動力
  神の愛の流入を祈れ
  嫉妬なき愛
  「性」の尊厳と秩序に就いて
  罪を自覚する聖者
  愛は癒す
  凡ての災害は想念が原因
  身意口の一体
  天国の行的把握
  信仰と人生
  宗教家の現代的使命
  自由と解放
  蝉と白鳩と人生
  高級霊と予言に就いて
  宗教とは何か
  幸福を招く秘密
  信じて其の儘たらしめよ
  活花の美と女性の資質
  神の供給の意識のうちに生きること
  美の本質に就いて
  人間解放の宗教
  同悲・同喜の心
  真の幸福は体験から学ぶことにある
  事物の奥にある理念

●後篇 叡智の断片
  叡智の断片
  神の祝福について
  道場雑話
  智慧の言葉
  入龍宮不可思議境界録
  存在するもの、その時間・空間的展開
  沢庵と良寛と生長の家
  啓示と思索
  神我一体
  道場聴き書き
  婦人のための説話
  天地陰陽の道

【著者プロフィール】
谷口雅春
「生長の家」創始者。明治26年(1893)11月22日、兵庫県兵庫県八部郡烏原村(現在の神戸市兵庫区)に生まれる。旧名=正治。大正3年(1914)、早稲田大学文学部英文科中退。求道生活に入る。昭和5年(1930)3月に「人間・神の子」善一元の世界、万教帰一の啓示を受け、この真理を万人に伝えたいとの悲願の下に個人雑誌「生長の家」誌を創刊。これが生長の家のはじまりである。以後、同誌の普及と共に、教化団体「生長の家」を経て、宗教法人「生長の家」へと発展。上記、雑誌記事をまとめた『生命の實相』は通算1,900万部を超え、今なお多くの人々に読み継がれている。このほか『真理』(全11巻)『谷口雅春著作集』(全10巻)『新選谷口雅春選集』(全20巻)『新選谷口雅春法話集』(全12巻)『法華経解釈』『人生読本』等、400冊以上の著書がある。また神示には「七つの燈臺の點燈者の神示」などがあり、霊感に導かれて綴った自由詩(のちにお経となった)「甘露の法雨」「天使の言葉」などがある。昭和60年(1985)6月17日、ご逝去(満91歳)。

                            以 上

2017年5月15日 (月)

地球温暖化防止のために

 生長の家総裁・谷口雅宣先生のご著書『宗教はなぜ都会を離れるか?』(生長の家刊)の第四章のタイトルは、『「ムスビ」の働きで新価値を創造しよう』です。2013年(平成25年)年11月22日、谷口雅春大聖師御生誕日記念式典での谷口雅宣先生のご挨拶です。
 冒頭には、次のようにあります。

『皆さん、本日はおめでとうございます。(拍手)
 今日は谷口雅春大聖師の御生誕日を記念する式典であります。谷口雅春先生は昭和六十年六月に霊界へ旅立たれましたが、もし肉体をお持ちでありましたならば、今日は先生の一二〇歳の誕生日ということであります (拍手) 。生長の家では「人間は皆、不滅の命である」と申しておりますので、雅春先生はこの場にも来ていらっしゃるだろうと思います (拍手) 。そこで、皆さんと一緒に、これからお誕生祝いを申し上げたいと思うのです。どうぞご唱和ください。「谷口雅春先生、一二〇歳のお誕生日、おめでとうございます。」(拍手)
 私たちは雅春先生のご本をたくさん持っておりますので、今日でもそれらを読みながら、先生がお説きくださるその語調とか、ご文章の勢いとか、抑揚などにも触れることができます。それは、先生の人格に触れることであり、大変ありがたいことでございます。私も毎回の講習会で、雅春先生のご文章から引用してお話をさせていただいているので、そのことを強く感じます。
 先ほども式辞等にございましたが、生長の家の国際本部は今年の十月から“森の中のオフィス”――八ヶ岳の南麓、標高一三〇〇メートルの高地へ移り、そこで実務を始めております。私は東京にいたときには大抵徒歩で通っておりましたが、あの“お山”と呼ばれたところから本部会館までは、歩いてだいたい十五分くらいかかります。その際、「光明の塔」と呼ばれている特徴のある建物の正面に神像がございました。白い大きな彫刻でございますが、その下を通るのでありますが、そこは建物の高さにして二階から三階建てくらいのところにある。すると、高過ぎて表情などの細部はよく見えないのであります。
 しかし現在、“森の中のオフィス”へ行きますと、そのオフィスの建物は二階建ての連棟式のもので、その北側の建物―― 一番高い位置に神像があって、地面にコンクリートの台を設置した、その上に立っているのです。現地に行かれた方はご存じと思います。そうしますと、神像のお顔は前よりもずっと近いのであります。ですから、神像を拝顔すると表情もよく見えます。その顔は谷口雅春先生を彷彿(ほうふつ)させるのですね (拍手) 。ですから、私は毎朝心の中で「おはようございます。今日もよろしくお願いします」とご挨拶を申し上げ、執務に入るのでございます。(
以下略)』(pp.289-291)

  このように、生長の家の国際本部はこの年、2013年(平成25年)年10月に山梨県北杜市・八ヶ岳の南麓に移転して、早いもので3年半が立ちました。晴れた日はもちろん、雨の日も雪の日も、生長の家創始者・谷口雅春先生を髣髴させるご神像と共に、生長の家総裁・谷口雅宣先生ご指導の元、「生長の家」の人類光明化運動・国際平和信仰運動が力強く前進を続けております。

 冬の間、葉を落とした木々も、今ではすっかり緑一色になりました。自然の息づかいを直接感じられる環境というものは、本当に素晴らしいものですね。

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 今日の『毎日新聞』(平成29年5月15日)3面に、Q&A形式で「エシカル消費」の説明がありました。回答は曹美河氏(生活報道部)。

 「エシカル(ethical)」とは「倫理的な」という意味の英語で、買い物をする時、多くの人は、品質、価格、安全性で商品を選びますが、エシカル消費はここに「倫理的に正しいか」という第四の尺度を取り入れること、とありました。
 具体的には、
・省エネ製品など地球環境に配慮した商品や
・発展途上国の労働者を支援するフェアトレード(公正貿易)商品
・被災地でつくられ、復興のためになる商品
などを選ぶ取り組みで、日常生活で実践できる消費活動です。
 持続可能な生産・消費を続けるには、エシカル消費が不可欠ですね。

 世界での取り組みでは、欧米では広まっていますが、日本ではまだまだという現状で、消費者庁の昨年12月のインターネット調査では、「エシカル消費」という言葉を知っていたのは回答者2500人中、わずか6%で、消費行動として実践している人は「時々」を含め29%だったそうです。消費者庁は改めて普及啓発に取り組むことにしたそうです。

 エシカルな商品については、「エコマーク」や「国際フェアトレード認証ラベル」といった表示が目安になりますが、ただ、世界にはさまざまな表示があふれ、消費者がすべてを理解するのはかなり困難な状況とのこと。そこで、国際標準化機構(ISO)は今年1月、エシカルに関わる認証を研究する作業部会を設け、統一的な基準作りに乗り出しているそうです。

 「生長の家」では、2016年度(平成28年度)の運動方針で、信仰に基づく「倫理的な生活者(Ethical Citizen)」として、「ノーミート、低炭素の食生活」、「省資源、低炭素の生活法」、「自然重視、低炭素の表現活動」の実践を提唱しています。もちろん、本年度2017年度(平成29年度)の運動方針におきましても同様です。

 地球温暖化防止のためにも、できるだけ本社機能の地方移転、そして「倫理的な生活者(Ethical Citizen)」の拡大が、世界的な規模で展開される必要がありますね。

        (牧野尚一:H29.05.15)

※以下の紹介文は、日本教文社HPからの転載です。

◎『宗教はなぜ都会を離れるか? 世界平和実現のために』谷口雅宣 (著)

 定価本体1,389円(税・送料別) 造本形式46判/上製 ページ数388
 ISBN 9784531059126  宗教法人「生長の家」刊/日本教文社発売

【商品の説明】

 人類社会が「都市化」へと偏向しつつある現代において、生活の中で「都市」と「自然」のバランスを取ることの必要性を詳述。宗教は今こそ都会を離れ、自然に還り、世界平和に貢献すべき時期に来ていると強調している。

 本書の中で著者は、世界の人類の半数以上が都市生活者となるなか、人間社会の「都市化」への偏向が、人間社会への影響をはじめ、資源・エネルギー問題、環境問題など、現代の様々な問題を生む大きな原因の一つとなっていると指摘する。

 また、わたしたち現代人は生活のなかで「都市的要素」と「自然的要素」のバランスを取る必要性があることを詳述。

 さらにキリスト教、イスラーム、仏教における都市と自然との関係を紹介しながら、宗教が都会から自然へと活動の本拠地を移すことによって、宗教本来の役割を深めていったことを紹介し、今こそ宗教が都会を離れ、自然に還り、世界平和に貢献する本来の働きを遂行するべき時期に来ていることを強調している。

 そして、生長の家の対社会的運動の変遷や、現在取り組んでいる自然と人間とが大調和した新しい文明の実現を目指す運動、肉食忌避の運動についても詳しく述べている。

【商品の目次】

はしがき

第一部 宗教は動く
 第一章 運動の変化について
 第二章 神・自然・人間の大調和に向けて

第二部 新しい文明の実現を目指して
 第一章 偏りのない文明の構築へ
 第二章 対称性の論理を学ぶ
 第三章 宗教における都市と自然
 第四章 「ムスビ」の働きで新価値を創造しよう
 第五章 なぜ肉食から遠ざかるべきか?

参考年表

【著者プロフィール】

谷口雅宣
1951年、東京都生まれ。青山学院大学法学部公法学科卒。米国コロンビア大学修士課程修了(国際関係論)。産経新聞記者として横浜勤務を経て1990年、生長の家副総裁。2009年、生長の家総裁に就任。著書に『大自然讃歌』『観世音菩薩讃歌』『万物調和六章経』『宗教はなぜ都会を離れるか?ー世界平和実現のために』『生長の家ってどんな教え?』『次世代への決断』『“森の中”へ行く』(共著)『衝撃から理解へ』『日々の祈り』(世界聖典普及協会発売)短編小説集『こんなところに…』『今こそ自然から学ぼう』『太陽はいつも輝いている』『日時計主義とは何か?』(世界聖典普及協会発売)『目覚むる心地』『心でつくる世界』『ちょっと私的に考える』『神を演じる前に』(以上、いずれも生長の家刊)、『秘境』『神を演じる人々』(以上、日本教文社刊)、『小閑雑感シリーズ 全20巻』(世界聖典普及協会発売)、翻訳書に『叡知の学校』『もう手足がなくたって』(日本教文社刊)など多数がある。ブログ=「唐松模様」を執筆している。

                           以 上

2017年5月12日 (金)

無限に向上する

 前生長の家総裁・谷口清超先生には沢山のご著書がありますが、その一冊に『伸びゆく日々の言葉』(日本教文社刊)があります。
  1月1日から12月31日まで、珠玉の真理のお言葉が綴られた365日の箴言集です。

 5月の章は『無限に向上する』です。「5月1日 あなたの中の力」には、次の様にあります。

『あなたの中に無限力がある。それはあなたが神性・仏性それ自体だからである。水はどんなに濁(にご)っていても、水そのものは純粋なH2Oであり、それ以外の何者でもないように、人間がどんなに卑小かつ愚劣に見えても、それはミセカケであって、本質は神の子である。神の子は神であり、そこには無限がある。その本質が人間の希望となって迸(ほとばし)り出る。時には願望となり、熱意となり、生(い)き甲斐(がい)となり、理想ともなる。それは人間を真の人間たらしめる内在の本質であり、一切の外圧をはねとばす巨大エネルギーを持つものである。』

 素晴らしい真理、素晴らしいお言葉ですね。

 「生長の家」では、「人間は神の子」であり、「神」の全徳をいただいている存在と説きます。ですので、「神」が無限である以上、「神の子・人間」もまた無限である、という訳です。

 「神」同様に、完全円満であり、永遠不滅であり、「神」が無限創造でありますから、「神の子・人間」も無限生長・無限創造の存在という訳です。

 私たちの心の中から湧いてくる、理想、夢、願いは、それが純粋のもので、かつ人も自然も傷つけることのないものでしたら、それは既に「神の世界」に成れるものである訳です。
 後はそれが、時間・空間の世界に順次実現してくる、という事になります。

 「5月6日 出せば出る」には、次の様にあります。

『あなたの中にある能力は、もっと外に出たがっている。もうこれ以上力は出ないと思っても、さらに出せば出るのである。行き詰ったと思っても、本当は行き詰っていない。たとえ三次元や四次元の世界に行き詰りが見えても、それ以上の「無限次元」があるのだ。そこから力が出て、必ず解決法が見つかるのだ。しかしそのためには、無限次元の世界の「神の国」に心の焦点を合わせる「神想観(しんそうかん)」を行うことが大切である。これをやれば必ず力が出る。出るまで毎日、くりかえし行うがよい。力が出てもまだ毎日続けると、さらに無限の力が湧き出でる。』

  制約のない「無限次元」の「神の国」には、既にすべてが備わっており、そこに素晴らしい能力もまた豊かに満ち溢れている訳です。それを引き出す為には、その世界に波長を合わせることが一番であり、その最善の方法が「神想観」であるとお教えいただいています。

 神様が生長の家創始者・谷口雅春先生に授けられた「神想観」の詳しい説明は、ぜひ以下のご本をお読み下さい。

◎谷口雅春先生著『新版 詳説 神想観』(日本教文社刊)
◎谷口清超先生著『神想観はすばらしい』(日本教文社刊)

 生長の家創始者・谷口雅春先生前生長の家総裁・谷口清超先生のご生涯、そして生長の家総裁・谷口雅宣先生のご指導ご日常を拝見しておりますと、まさに神の子・無限力そのものと、ただただ感嘆してしまいます。

 私達もまた「人間神の子・無限力」。ありがたいことです。

        (牧野尚一:H29.05.12)

※以下の紹介文は、日本教文社HPからの転載です。

◎『伸びゆく日々の言葉』 谷口清超 (著)
 定価 本体1,600円(税・送料別)  造本形式46判 ページ数288
 ISBN 9784531051663

【商品の説明】
 生き生きと希望に満ちた人生を送るための英知に溢れた、365日の箴言集。日常生活に即した12ヵ月のテーマと光輝く真理の言葉は、あなたを愛と勇気と悦びに満ちた日々にいざなう。

【商品の目次】
 いのちは不滅である(1/1〜1/31)
 くにの実相を観る(2/1〜2/29)
 あなたが主人公(3/1〜3/31)
 実相と現象(4/1〜4/30)
 無限に向上する(5/1〜5/31)
 神意を生きる(6/1〜6/30)
 愛の種々相(7/1〜7/31)
 信仰の姿勢(8/1〜8/31)
 自然に恵まれて(9/1〜9/30)
 感動の人生を送る(10/1〜10/31)
 日々最善を尽くす(11/1〜11/30)
 神想観を行う(12/1〜12/31)

【著者プロフィール】
 谷口清超

 大正8年(1919)10月23日、広島市に生まれる。東京大学文学部を卒業。
 昭和17年(1942)、『生命の實相』にふれて深い信仰体験を得る。やがて生長の家創始者・谷口雅春氏に師事。昭和21年(1946)、谷口雅春氏の長女、谷口恵美子・生長の家前白鳩会総裁と結婚。以後、生長の家副総裁として日本全国はもとより海外に教えを宣布する。昭和60年(1985)11月、生長の家総裁の法燈を継承する。平成20年(2008)10月28日、ご逝去(満89歳)。『谷口清超ヒューマン・ブックス(全10巻)』『谷口清超新書文集(全10巻)』(日本教文社刊)など多数がある。

◎『新版 詳説 神想観』谷口雅春 (著)
 定価 本体1,250円(税・送料別)  造本形式46判  ページ数256
 ISBN 9784531052356 日本教文社刊

【商品の説明】

あなたの無限力を解き放つ、「神想観」とは?

●やる気が出る  ●集中力がつく
●アイディアが湧いてくる
●独創性が養われる
●困難や不幸を克服する勇気と力が出る
●心が通じ合う

神想観を怠らず行じているうちに「人間神の子」の真理が、頭脳的な知識から、感情的な把握となり、さらに進んで、全生命的な把握になってくる。
(新版化にあたって、活字を大きくし、より読みやすくなりました)

【商品の目次】

第1章 神想観のすすめ
第2章 神想観とは何か
第3章 神想観のやり方
第4章 神想観実修上の心得と注意
第5章 神想観と聖典読誦と感謝行並びに愛行
第6章 神意の実現

【著者プロフィール】

谷口雅春
「生長の家」創始者。明治26年(1893)11月22日、兵庫県兵庫県八部郡烏原村(現在の神戸市兵庫区)に生まれる。旧名=正治。大正3年(1914)、早稲田大学文学部英文科中退。求道生活に入る。昭和5年(1930)3月に「人間・神の子」善一元の世界、万教帰一の啓示を受け、この真理を万人に伝えたいとの悲願の下に個人雑誌「生長の家」誌を創刊。これが生長の家のはじまりである。以後、同誌の普及と共に、教化団体「生長の家」を経て、宗教法人 「生長の家」へと発展。上記、雑誌記事をまとめた『生命の實相』は通算1,900万部を超え、今なお多くの人々に読み継がれている。このほか『真理』(全11巻)『谷口雅春著作集』(全10巻)『新選谷口雅春選集』(全20巻)『新選谷口雅春法話集』(全12巻)『法華経解釈』『人生読本』等、400冊以上の著書がある。また神示には「七つの燈臺の點燈者の神示」などがあり、霊感に導かれて綴った自由詩(のちにお経となった)「甘露の法雨」「天使の言葉」などがある。昭和60年(1985)6月17日、ご逝去(満91歳)。

◎『神想観はすばらしい』谷口清超 (著)
 定価本体800円(税・送料別)  造本形式 新書判 ページ数170
 ISBN 9784531051533 日本教文社刊

【商品の説明】

◎神想観とはなに?
◎こんなに力がでる… 等
「神想観」の実修法や注意点を4パートに分け、イラストを交えて判りやすく解説。あなたの中の無限の力を引き出す瞑想法の全て。
 

【商品の目次】

PART1 神想観はすばらしい
 1.なぜ神想観をするのか
 2.神想観をして「神の子」の無限の力を出す
 3.神想観をしていると、イザというときに予知能力が働く
PART2 神想観とはなに?
PART3 神想観のやりかた
PART4 こんなに力が出る
・神想観と無限力
・無限力を出すには
・善い心を出そう
・祈り合いの神想観
・わすれもの
・こうして力が出る
・熟れるのを待つ
・殻を破ろう

                                以 上

2017年5月 7日 (日)

愛は到るところに

 先月、生長の家総本山で「谷口輝子聖姉二十九年祭」が執り行われましたので、今日は谷口輝子先生のご本をご紹介します。

 日本教文社掲載の谷口輝子先生のプロフィールには、次のようにあります。

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谷口 輝子(たにぐち てるこ、1896年 - 1988年)生長の家創始者夫人。

「生長の家白鳩会」初代総裁。明治29年(1896)3月7日、富山県高岡市に生まれる。大正8年(1919)「生長の家」創始者谷口雅春氏と出会い、翌年結婚。谷口雅春氏と共に「人間・神の子」善一元の世界、万教帰一の真理を万人に伝えるべく邁進。昭和11年(1936)2月2日「生長の家白鳩会」結成し、昭和26年(1951)3月、白鳩会初代総裁就任。昭和63年(1988)4月24日、ご逝去(満92歳)。『めざめゆく魂』(日本教文社刊)ほか多数がある。

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 ご著書も多く、「谷口輝子聖姉二十九年祭」で生長の家総裁・谷口雅宣先生がご挨拶でご紹介いただいた『光をみつめて』をはじめ多数あります。

◎『めざめゆく魂』

 1973年(昭和40年)に出版された『めざめゆく魂』(日本教文社刊)というご本について、日本教文社HPの紹介文はこうあります。

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夫の理想にひたむきに従い、愛や調和にめざめてゆく過程を流麗な筆で綴る。本書に一貫して流れる美しく清らかな魂こそ、人類光明化運動を内から支えてきたものである。

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  実際、生長の家創始者・谷口雅春先生の奥様である谷口輝子先生は、谷口雅春先生の理想に共鳴され、その生涯を谷口雅春先生と偕に走り続けてこられました。『めざめゆく魂』の「はしがき」で、谷口雅春先生は次のように書かれています。

『ここにはひとりの理想を追求する女性の歴史物語がある。それは歴史としてわざと記録したものではないけれども、その女性が折にふれて書きしるした随想随筆を、こうしてその年代順にならべて編纂されたのを読むと、髣髴(ほうふつ)としてそこに一貫した清潔を好む生きた人格が浮んで来るのである。それは単に歴史として外面的な出来事を書いた記録よりも、一層深い内面的な魂の生長の記録とでも呼ぶべき人格の歴史があるのである。それは本書の題名にもふさわしい一人の女性の魂がめざめゆく過程のその折々の記録である。(中略)私はこの随筆を最初のぺージから読みながら、生長の家の人類光明化運動の今日あるのは、まったく、この妻のお蔭であると自然に感謝の念で目がしらが熱くなるのを感じた。
 今年は「生長の家」がはじまってから四十年になるのである。この本は、その四十年間の生長の家の人類光明化運動の内面の歴史とも謂うことができるのである。(中略)』

 谷口雅春先生は、この「はしがき」を次のように結んでおられます。

『こうした周囲とたたかいながら彼女は終始かわることなく私の理想について来てくれたのである。私は妻の協力に支えられつつ、突兀(とつこつ)たる人生の険路(あいろ)を越え、色々の迫害や侮辱やマスコミの見当ちがいの批評に耐えながら生長の家の人類光明化運動が実際に多くの人々を救う今日の実績を築き挙げるに至ったのである。それは神が私に「真理」の炬火(たいまつ)を授けられた結果であり、人々が救われるのは、その「真理」の力によるのであって、私の自力ではないに相違ないけれども、この運動の初期時代の貧しさと、色々の困難とをものともせず、四十年間もの長い間、この「真理」の炬火をもちつづけて人類の先頭に立って走りつづけ、人類を照らしつづけることができたのは、私と共にどんな困難にもめげずに一緒に走りつづけてくれた妻があったればこそであるのである。まったくこの随筆の著者は私の魂の半身であると共に、生長の家・人類光明化運動の半身でもあるのである。本書を読む人はその随想随筆に終始一貫して流れている清潔な魂の声に必ず何らかの共鳴を得られるに相違ないと思うのである。』

 幸いにして私も、谷口雅春先生、谷口輝子先生には何十回もお会いでき、両先生の深い大愛に接することができましたのは生涯の宝ですが、暖かな慈愛の中に、凜として流れる谷口輝子先生の清冽な魂に、いつも暖かく清められる思いでした。

 主な目次としては、次のようにあります。

 若い日に大切なもの
 幼き頃の思い出 −私のアルバムより(その1)
 針供養
 師走
 七夕と盆の頃
 気品
 身だしなみ
 私のアルバムより(その2)
 私のアルバムより(その3)
 創刊当時の思い出
 信念と実力
 (ほか)

 ユーモアに満ちた、明るく、楽しく、柔らかく、そして常に凜とした筋の通った素晴らしい随筆36篇が収録されています。
 若い方々も、ぜひ熟読・味読してください。

◎『新版 女性の書』

 1979年(昭和54年)に出版された『新版 女性の書』(日本教文社刊)というご本について、日本教文社HPの紹介文はこうあります。

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著者若き日の随想集『女性の書』待望の新版。求道の切なさや深い真理が日々のさりげない出来事の中にしみじみと語られる。口絵3頁は著者の俤(おもかげ)を伝え、本文10ポ活字で読み易い。

第一篇 燈火をかき立てて
第二篇 女性への曙
第三篇 天日を仰ぐ
第四篇 法悦のまにまに

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 谷口輝子先生は、「はしがき」の冒頭で、こう書かれています。

『この書はわたしがずっと過去に遡(さかのぼ)って書き来った求道の追憶や感想文を整理して、わたしの少女時代から生長の家の発祥(はっしょう)前後の長期間にわたって、夫と共に歩んで来た生活記録を、年代順に編集して貰ったもので、既に単行本として出たものもあるが、恐らく未発表のものもあるし、既にそれらの本をお読みになった方には、重複の感じがするかも知れないが、年代順にこうして並べて見ると、前後関係からまた別の歴史的な意味をもって味わい深いものがある。(以下略)』

 生長の家創始者・谷口雅春先生、そして奥様である谷口輝子先生のご生涯とは、即ちそのまま「生長の家」の立教から約60年間の歴史そのものといってよろしいわけです。

 谷口雅春先生・谷口輝子先生ご夫妻は、1975年(昭和50年)1月に、それまで住まわれておられた東京から九州長崎の地に移住されました。そして、1978年(昭和53年)11月には、生長の家総本山(長崎県西海市)において龍宮住吉本宮が落慶したのでした。
 このご著書は、落慶から約半年後の出版となっています。

◎『愛は到るところに』

 1985年(昭和60年)3月に出版された『愛は到るところに』(日本教文社刊)というご本について、日本教文社HPの紹介文はこうあります。

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常に神と共に生き、ひたすら神の愛を信ずる著者が説く、25章からなる愛の本質。著者夫妻の心の通い合い、故郷の思い出など到る処に愛を見い出す著者90年の年輪が輝く珠玉の随想。

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 谷口輝子先生の『愛は到るところに』は、ちょうど谷口雅春先生と輝子先生が生長の家総本山で過ごされた昭和50年代のご様子が、つぶさにお伺いできる内容となっています。
 そしてこの書のために、谷口雅春先生が「はしがき」を書かれています。日付は、昭和59年12月吉日となっています。

『本書の序文を書くように頼まれたので、その全文の校正刷を読んで、感じたことを「はしがき」として書くことにした。
 この宇宙は神の愛によって生れたのである。神は大生命と尊称せられる如く、生きとし生ける者の生命の本源者であらせられる。それゆえに神は万物の親様であらせられる。宇宙そのものが神の愛の顕れであるから、神の愛は到るところに、あらゆる存在の根抵に、神の愛は存在の基盤として鎮まりましますのである。(中略)』

  まさに「神は愛なり」でございますね。私たちの周囲に、そして宇宙の隅々に到るまで、神の愛は充ち満ちているのです。

『執筆に疲れた私は、想念を練るために仰臥して窓の外を眺めていた。すると、鳥が何処からともなく飛んで来て樹の枝に棲(と)まった。すると、間もなく同じ大いさの小鳥が飛んで来て、同じ樹の枝にとまる。と思うと、前の一羽はツイと飛び去って稍々(やや)遠い樹の枝まで去って其処に止まる。すると、もう一羽も飛び去って、さきの一羽の側まで行って枝に止まる。そんな行動を二羽の小鳥が繰り返すが、全然は、遠くまで行ってしまわないで、互いに近い距離を保ちつつ人間の子供の遊びのように、その行動を繰り返すのであであると私は気がつる。それを見ていると如何にも楽しそうで、ふとそれは“愛の遊戯(たわむれ)”であると私は気がついた。私はその時、『愛は到るところに』という題の本の序文を書くように依頼された随想のことを想い出したのだった。愛はたわむれであり、悦びであり、生活の美化である。愛のあるところに人生は美しくなり、楽しくなり、生活が生き生きと輝いてくるのである。(以下略)』

 この書の主な目次としては、次のようにあります。

第一章 愛は到るところに
第二章 思い出はなつかしく
第三章 米寿に思う
第四章 回帰實相
第五章 忘れ得ぬ悲しいあの頃
第六章 夜の野外講演会の体験を偲ぶ
第七章 青砂海岸の海中地震について思う
第八章 生死一如
第九章 私たちを愛してくれたおしんさん
第十章 我が父と朝顔の憶い出
(ほか、全二十五章)

◎『師と仰ぎ 夫と仰ぎて』

 1989年(平成元年)8月に出版された『師と仰ぎ 夫と仰ぎて』(日本教文社刊)というご本について、日本教文社HPの紹介文はこうあります。

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生長の家創始者夫人が、その結婚から死別までの感動の65年間を随筆と豊富な写真(未公開多数)で綴る。ひたむきな求道の日々、暖かく優しい夫婦愛、そして様々なエピソード。

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 生長の家創始者・谷口雅春先生は、1985年(昭和60年)6月17日、天寿を全うされ、満91歳でご昇天されました。
 谷口輝子先生はその3年後、1988年(昭和63年)4月24日、天寿を全うされ、満92歳でご昇天されました。

 この書の構成は以下の通りです。

第1部 内なる神を求めて -大正8年〜大正13年-
第2部 「神示」を受く  -大正13年〜昭和9年-
第3部 神とともに歩む  -昭和9年〜昭和20年-
第4部 御教えは広がりて -昭和21年〜昭和38年-
第5部 神を仰ぎて    -昭和39年〜昭和50年-
第6部 神の御心のままに -昭和50年〜昭和60年-

 どのご本も、谷口雅春先生と谷口輝子先生の足跡を学べる素晴らしいご著書です。ぜひ、熟読・味読ください。

        (牧野尚一:H29.05.07)

こどもの日の雲

 富士山の上を、ウルトラマンが飛んでおりました???
 (塩崎にて)

2017050503


 撮った時は富士山の上に雄大な雲が、と思ったのですが、家で写真を見ると、あれっ? と。
 こどもの日の雲のサービスでしょうか。

        (牧野尚一:H29.05.05)

2017年5月 2日 (火)

素晴らしかった幹部研鑽会・全国大会

 4月28日(金)は午前10時から、東京都調布市の生長の家本部練成道場など全国16会場を結んで第9回生長の家白鳩会全国幹部研鑽会が開催されました。
 4月29日(土)は午前10時から、同じく東京都調布市の生長の家本部練成道場など全国13会場を結んで第9回生長の家相愛会・栄える会合同全国幹部研鑽会が開催されました。
 4月30日(日)は午前10時から、同じく東京都調布市の生長の家本部練成道場など全国の7会場を使って第69回生長の家青年会全国大会が開催されました。

 私は、生長の家相愛会・栄える会合同全国幹部研鑽会と、生長の家青年会全国大会に参加させていただきました。生長の家総裁・谷口雅宣先生、白鳩会総裁・谷口純子先生の素晴らしいご指導に深く感銘いたしました。ありがとうございます。

 また、幹部研鑽会と全国大会での各種発表やプログラムが誠に見事で、「生長の家」の各組織の発展振りと産業界への貢献が、誠に心強く思われました。
 青年層の充実振りも素晴らしく、次世代の世界は光と希望に満ちた素晴らしい時代となることが確信されました。

 第9回生長の家相愛会・栄える会合同全国幹部研鑽会のパンフレットには、生長の家総裁・谷口雅宣先生のブ口グ『唐松模様』2017年3月11日の「自然界に“与え返す”生き方」からの抜粋が掲載されてありました。

『人類全体と自然界との関係には「ギブ・アンド・テイク」あるいは「テイク・アンド・ギフ」とも表現できるような、双方向的な“与える”動きがなければならないと、私は考えます。自然から奪うだけではなく、与えることができて、初めて人類は進歩したと言えるでしょう。ところが、産業革命以来の人類全体の生き方は、自然から単に奪うだけでしたから、まだ“子ども”と変わらない状態です。しかし、これからは自然破壊は人類破壊につながりますから、自然に対して“与える”こと“与え返す”ことで喜びを感じるような人々が、もっともっと増えていかねばなりません。』

 本当に素晴らしいお言葉ですね。深く感銘いたしました。
 そして、先生のこのお言葉に応える、素晴らしい幹部研鑽会でありました。

 第69回生長の家青年会全国大会のパンフレットには、「生長の家青年会ヴィジョン」も掲載されてありました。<前文>は、次のとおりです。

『人口増大と資源枯渇、気候変動が進行する21世紀の現代、立教以来の念願である世界平和実現のためには、「自然と人間が共存する新たな文明」への転換が不可欠である。私たちは、もちまえの行動力を存分に発揮し、多様な才能の開発と柔軟な発想を結集して、以下の具体策の実践を通して、“人間はみな神の子であり、地球上のすべての生物も神の生命の表現である”との教えを多くの人々に伝える。しかして私たちは、それぞれの場所で「自然と調和した生き方」のモデルとなり、新文明構築の潮流を起こさんとするものである。』

 21世紀にふさわしい、素晴らしいヴィジョンですね。このヴィジョン実現のための誠に力強い、素晴らしい全国大会でありました。

 春たけなわのこの季節にふさわしく、明るく、楽しく、活気あふれる、光いっぱいの日々でございました。

        (牧野尚一:H29.05.02)

春ですねぇ

 家内が今日、“森の中のオフィス”近くの「まきば公園」に立ち寄った際の写真です。
 携帯電話から転送してくれました。

170502


 春ですねぇ。

        (牧野尚一:H29.05.02)

2017年4月25日 (火)

生命あふれる“愛”の組織

 4月24日午前10時から、長崎県西海市にある生長の家総本山で「谷口輝子聖姉二十九年祭」が執り行われました。本年祭の模様は一部、インターネットを経由して全世界に中継され、私も“森の中のオフィス”で生長の家総裁・谷口雅宣先生からの素晴らしいお言葉を拝聴し、深く感銘いたしました。
 先生のブログ『唐松模様』に「2017年4月24日(月) “愛のある秩序”の実現へ」と題してご紹介いただいております。ありがとうございます。ぜひ、全文を熟読・味読ください。

 先生は、その中で谷口輝子先生が昭和33年に出版された『光をみつめて』というご著書の中の「秩序といういふこと」という随筆を紹介され、最後にこのように述べておられます。

『このような輝子先生のお考えを知ってみると、私たちは生長の家が人・時・処のそれぞれに適応した柔軟で、自由な考えの中で進展してきたということが分かるのであります。それは、「勝手気まま」というのではなく、さりとて原理原則を貫いて「型にはめる」のでもない。社会の公的、正式な場ではきちんと秩序を重んじながらも、それ以外では、構成員それぞれの個性と時と場所に合った生き方を薦め、応援する。そのように「規律と愛」「秩序と自由」が共存するような関係が、輝子先生がおっしゃる「正しい在り方」なのであり、それが私たち生長の家の目標とするものでもある、と思うのであります。』

 「実相」の生命は自由自在ですから、「現象」においても私たちは無限の自由を有しています。と同時に「実相」は中心帰一、陰陽調和等の様々な秩序整う世界でもあります。従って「現象」の世界においても、この自由自在性と、秩序性というものが人・時・処、三相応に整ってはじめて「神の子」の生き方となります。
 学校でも学ぶときは先生の授業にきちんと耳傾け、休み時間には伸び伸びと友達と自由に遊ぶように、緊張と弛緩と、人に応じ、時に応じ、処に応じて使い分けてこそ、楽しい人生が送れますね。

『私たちが進めている光明化運動も、白・相・青という三つの組織が大きな枠組みや秩序として続いていて、その組織内には役職者と一般会員など、どちらかというと階層的な役割分担があります。しかしそれだけでは、「型にはまった」固定的で、つまらない運動になる恐れがあります。そこで最近では、三つの組織に囚れない、組織協働的、組織横断的な活動--例えば「自然の恵みフェスタ」や、会員個人の趣味や特技や個性を生かし、従来の組織の制約を超えた「プロジェクト型組織」などが推進されているのであります。』

 「生長の家」では、女性の組織である「白鳩会」、男性の組織である「相愛会」、そして青年の組織である「青年会」と、大きな三つの組織があります。その組織内で「真理」を学んだり、多くの方々に「真理」をお伝えする運動が展開されております。その一方で、この三組織を横断する形での「プロジェクト型組織」も推進されていて、これがまた新しい組織として楽しく活発に機能しています。

『もし皆さんの中に、こんなカタカナの名前のものは谷口雅春先生や輝子先生の時代にはなかったから、“余計な運動”だと考えられている人がいたならば、どうかそうではないことを理解し、そのことをお伝えしていただきたい。生長の家は、ゴリゴリの上意下達の軍隊のような組織ではありません。有機的な運動としての秩序を重んじますが、その運動を展開する人々の間には、血の通った家族同士のような、愛と知恵と命に溢れた温かい関係がなければなりません。谷口輝子先生は、そういう“愛のある秩序”を希求された人であることをこの機会にぜひ確認されて、これからの運動を先生の御心に沿う形で喜びをもって伸び伸びと展開してまいりたいと念願いたします。』

 「生長の家」の組織は、実相世界さながらの活気凜々とした有機的・生命的組織です。あなたもぜひ、「生長の家」の組織の一員に入られて、明るく、楽しい日々をお過ごしください。

 「生長の家」の公式HPに、組織の紹介があります。
    ↓
 
http://www.jp.seicho-no-ie.org/links/index.html

 また、国内はもとより海外にも拠点がありますので、お住まいの都道府県等の教化部にお問い合わせして、お近くの会合にぜひご参加下さい。
    ↓
 http://www.jp.seicho-no-ie.org/center/index.html

 総裁先生のブログ『唐松模様』の「2017年4月24日(月) “愛のある秩序”の実現へ」、ぜひ全文を熟読・味読ください。

        (牧野尚一:H29.04.24)

2017年4月17日 (月)

大村智博士と握手

 と言いましても、握手をしてもらったのは私ではなく、家人です。

 昨日、家人が所用で韮崎駅に降りたところ、駅のベンチにおられた大村智博士(2015年ノーベル生理学・医学賞受賞)をお見かけし、握手していただいたそうです。

 小3の孫は、その場でママに教えてもらったのですが、「ノーベル賞って、なに、なに?!」と大きな声で聞くのでママは恥ずかしかったとか。それでも、「賢そうな子供だね」と博士から誉めていただいたそうですから、将来有望かもしれません。

 家内も、「パワーをいただいた!」と喜んでおりました。

 博士のお宅は、私たちの住む北杜市の隣の韮崎市にありますので、こんな嬉しいハプニングもありますね。

        (牧野尚一:H29.04.17)

2017年4月12日 (水)

悪は本来ナイ

 前生長の家総裁・谷口清超先生には沢山のご著書がありますが、その一冊に『伸びゆく日々の言葉』(日本教文社刊)があります。
  1月1日から12月31日まで、珠玉の真理のお言葉が綴られた365日の箴言集です。

 「4月12日 悪ナシの論理」には、次の様にあります。

『悪は本来ナイのである。何故なら、神は悪を作り給わないからである。又神以外に“創り主”はいないからである。もし神が悪を作り給うとすれば、その神は「悪い神」又は「失敗の神」となり、忽ち神の座から転落せざるを得ない。悪はナイのに、一見悪いことが現れる、ハイジャックや戦争が起るのは何故かというと、これは神の作品たる「実相」ではなく、その映しであり影であるところの「現象」だからである。現象には善悪明暗が混交してあらわれる。それは実相という無限次元の世界を、三次元に簡略化するからである。丁度立体のリンゴを、平面の画面に描くようなもので、絵を見てもリンゴの味や香りは分らなくなるのである。』(p.95)

 「実相」と「現象」の違いが明確にお示しいただいていますね。

 宇宙唯一絶対神である大神様の創造された世界(実相)は、完全円満・永遠不滅・無限生長・無限創造の世界です。神と自然と人間の大調和した世界(実相)が、今、此処にあり、それのみが独在します。

 丁度、テレビ電波が、目には見えませんが、今、此処にあるのと同じです。
 受像器を持ってくれば、そこに映像が映るように、確固たる「実相世界」が、今、此処にあります。

 受像器に映っている世界、それが「現象世界」です。スタジオ(実相)の人間が立体の姿でありながら、テレビ(現象)には平面でしか映らないのと同様に、無限次元の「実相世界」も、「現象世界」には縦・横・厚みの3次元にしか映らない、という訳です。

 画面に歪みがなければ綺麗に投影しますが、画面が歪んでいたり、画面が汚れていたら、せっかくの綺麗な実相の世界も、歪んだり汚れて見えることになります。この歪みや、汚れが人間の心です。

 人の心が、素直に明るく、神様と波長の合う心でしたら、実相世界そのままが現象世界に投影いたします。これを「真象(しんしょう)」と言います。
 人の心が歪んだり汚れていて、神の創造された実相世界が綺麗に現象世界に投影していない姿、これを「偽象(ぎしょう)」と言います。

 「4月14日 神の固は今ここに」にも、次の様にあります。

『神の国は、天の彼方の一角にあるのではない。又、地の底にあるのでもない。それは、今、ここにある。どこにでもあり、尽十方に充満していて、神の国ならざる所はないのである。何故なら、もし神の国でない某国があるならば、神の御力が行き渡っていないことになり、神の御力が限定され、不完全であることになるからである。神は絶対者である。神の支配し給う世界に、悪はなく、死もなく、罪もなく、争いもない。それがアルように見えるのは、五官で一部を見るからだ。肉の耳や眼に惑わされるな。心眼を開いて、実相を観るがよい。』(p.96)

 常に心明るく、楽しく、感謝の心、報恩の心でおりますと神様と波長が合い、その人の周囲に実相世界そのままの姿が投影し、その人の周囲に天国・極楽浄土が展開いたします。そういう人々が全世界に広がるとき、地上に神の創造された実相世界が、そのまま投影されて、国際平和が実現いたします。
  心眼を開いて、実相を観る、これが一番大切です。

 神と、自然と、人間が渾然一体・大調和した実相世界を地上に顕現するためには、人と人、人と自然が合掌・礼拝しあわなければなりません。人が人を傷つけたり、人が自然を搾取したりしていては、神の国を実現することはできません。
 人と人とが相互礼拝し、地球の温暖化をストップさせ、自然の多様性を尊重してはじめて、地上天国・極楽浄土が実現いたします。
 これが「生長の家」の人類光明化運動・国際平和信仰運動です。

 「4月15日 悪夢から覚めよ」には次のようにあります。

『この世から戦争や病苦等が消えないのは、人々がそれをアルと思い、それと真正面から闘おうとするからである。アルと思っている間は、その現象は消えることがない。一時消えても又現われる。それは悪夢の中の悪魔をアリと信じて、それと格闘している人たちのようなものだ。七転八倒して苦しみ悩むが、悪夢からさめてみると、安らかなベッドの上にいる。そのように人類の迷妄が消え、等正覚(さとり)を得、実相独在を自覚すると、自然に悪しき現象が消え去るのである。戦も貧も病も死も、全て皆かくの如くなるのである。』(p.97)

  今、此処に神の創造された実相世界が独在する、この真理を「生長の家」では「唯神実相」と呼んでいます。そして、現象世界は、その人の心の影としてあるように見えているだけの世界です。これを「唯心所現」と名付けています。

 この二つの真理を活用して、既に実相世界に成れる活気凜々とした素晴らしい神の世界、神と自然と人間の大調和した世界(唯神実相)を、心を浄めて神の世界と波長を合わせて、この地上にも素晴らしい神の世界を表現(唯心所現)してまいりましょう。

        (牧野尚一:H29.04.12)

※以下の紹介文は、日本教文社HPからの転載です。

・『伸びゆく日々の言葉』 谷口清超 (著)
 定価 本体1,600円(税・送料別)  造本形式46判 ページ数288
 ISBN 9784531051663

【商品の説明】
 生き生きと希望に満ちた人生を送るための英知に溢れた、365日の箴言集。日常生活に即した12ヵ月のテーマと光輝く真理の言葉は、あなたを愛と勇気と悦びに満ちた日々にいざなう。

【商品の目次】
 いのちは不滅である(1/1〜1/31)
 くにの実相を観る(2/1〜2/29)
 あなたが主人公(3/1〜3/31)
 実相と現象(4/1〜4/30)
 無限に向上する(5/1〜5/31)
 神意を生きる(6/1〜6/30)
 愛の種々相(7/1〜7/31)
 信仰の姿勢(8/1〜8/31)
 自然に恵まれて(9/1〜9/30)
 感動の人生を送る(10/1〜10/31)
 日々最善を尽くす(11/1〜11/30)
 神想観を行う(12/1〜12/31)

【著者プロフィール】
 谷口清超

 大正8年(1919)10月23日、広島市に生まれる。東京大学文学部を卒業。
 昭和17年(1942)、『生命の實相』にふれて深い信仰体験を得る。やがて生長の家創始者・谷口雅春氏に師事。昭和21年(1946)、谷口雅春氏の長女、谷口恵美子・生長の家前白鳩会総裁と結婚。以後、生長の家副総裁として日本全国はもとより海外に教えを宣布する。昭和60年(1985)11月、生長の家総裁の法燈を継承する。平成20年(2008)10月28日、ご逝去(満89歳)。『谷口清超ヒューマン・ブックス(全10巻)』『谷口清超新書文集(全10巻)』(日本教文社刊)など多数がある。

2017年4月 3日 (月)

緑の松

 通勤のバスの中から見える交差点(石堂)の松です。どんな豪雪の時でも一年中鮮やかな緑で立っている松です。

170403


 今年の冬の雪は、降ったり晴れたりの繰り返しでしたが、この松クンだけは雪に無関係でした。

 4月に入り、東京や甲府からは桜の情報が届いていますが、さて北杜市はもう一回くらい雪があるかもしれませんね。

        (牧野尚一:H29.04.03)

2017年3月31日 (金)

「2つの偶然」

 インターネットに『「2つの偶然」で井戸に転落した女児は軽傷』とありました。フジテレビ系(FNN) 3/31(金) 13:51配信

 たしか昨日の午後5時過ぎだったと思いますが、東京・国立市で女の子が井戸の上で遊んでいて転落したというニュースが流れて、その後どうなっただろうと心配しておりました。

 すると、底に残った水がクッションの役目を果たしたうえ、一緒に落ちた重さ70kgのふたが、途中で引っかかるという2つの偶然が重なり、女の子が軽傷で済んだということでした。本当にラッキーでしたね。

 この事故は、国立市にある深さ12メートルの井戸に、8歳の女の子が転落したのですが、擦り傷などの軽傷で済んだ由。

 警視庁によりますと、女の子は重さ70kgのコンクリート製のふたとともに転落しましたが、ふたは井戸の途中で引っかかり、井戸の底には深さ85cmの水が残っていて、2つの偶然が重なって、女の子は軽傷で済んだという事でした。

 本当に良かったですね。

 井戸と少女といえば、私の母も子供時代、とても元気の良い女の子だったそうで、田舎の草原で走っていて、井戸に気づかずストンと落ちてしまったそうです。とっさに足で井戸の壁に踏ん張って下まで落ちずにすんだそうで、助け上げてもらったということでした。

 元気の良い母のおかげで私も健康な体をいただいて幸いですが、外で遊ぶ時は、ぜひ気をつけて遊びましょう。

        (牧野尚一:H29.03.31)

2017年3月27日 (月)

『この星で生きる』

 生長の家白鳩会総裁・谷口純子先生の新刊書『この星で生きる』(発行所:生長の家、発売元:日本教文社)が4月1日に発刊されます。

  「はじめに」には、冒頭次のようにあります。

『このエッセー集には、生長の家の青年向けの月刊誌『理想世界』、『日時計24』に八年間にわたって掲載した文章の中から、二十七編を選んだものです。その時々に心に浮かんだものを綴ってきましたが、お互いに関連する内容のものを集めて五つの章に分けました。それぞれ内容には重複(ちょうふく)する部分もありますが、考え方の根底(こんてい)には生長の家の教えがあります。(以下略)』

  五つの章は、以下のとおりです。

・第1章 生きること
・第2章 大切なこと
・第3章 結婚のこと
・第4章 新しい文明のこと
・第5章 倫理的に暮らすこと

 ご本の中の一編をご紹介しますと、「先生の塩むすび」というご文章があります。

『(小学校)五年生の時の遠足で、担任の先生のお弁当が、おむすびだけだった。それも海苔のついていない塩むすびである。』(p.237)

 子供たちは皆、親の作ってくれたごちそう一杯のお弁当です。

『その先生は、私の母の女学校の先輩で、夫を亡くしていたが大学生の二人の息子がいた。私に読書の大切さ、楽しさを教えてくれた先生だ。遠足の日の朝、先生は時間がなくて、塩むすびのお弁当になったのかもしれないと、ずっと思っていた。けれども最近になって、もっと違う理由があったのではないかと思うようになった。』(p.238)

  谷口純子先生は、飢餓に苦しむ人が世界に8億人もいることに思いを寄せられました。すると、

『私の小学校のクラスには、貧しい家庭の子供もいたに違いない。先生の塩むすびは、そんな子供への配慮ではなかったかと、今頃になって私は思うのだ。』(p.239)

 誠に心深く打たれるご文章でした。

 ご本のタイトルの「この星」とは、私たちが住むこの地球です。
 「はしがき」の中には、次のようなご文章があります。

『二十世紀の半ばに生まれた私は、二十一世紀を生きる若い皆さんには、自然の恩恵に感謝し、“自然と共に伸びる”生き方を選んでいただきたいと切に願います。私の世代の人間は、戦後の経済発展を通して、そのつもりがなくても自然破壊を進めました。しかし今は、その反省に立って、自然と共に伸びる生き方を考案し、提案し、そして生活の中で実践する道を歩んでいます。地球を資源争奪の場ではなく、素晴らしい楽園にしていきたいのです。皆さんにはこの本から、その願いと生き方を知っていただきたい。そして、願わくば私たちの生き方に賛同し、ともに行動する道を選んでいただければと思います。』

 素晴らしい27編の綴られたこのご本、ぜひ熟読・味読下さい。

 最後に、谷口純子先生のプロフィールをご紹介しておきます。

 先生は1952年、三重県でお生まれになりました。日本航空客室乗務員を経て、1979年、谷口雅宣先生(現生長の家総裁)とご結婚。1992年、生長の家白鳩会副総裁に、2009年に生長の家白鳩会総裁に就任されました。二男一女の母。
 現在『白鳩』誌に「日々わくわく」、『日時計24』誌に「あなたが未来」を執筆されています。著書に『平和のレシピ』『おいしいノーミート 四季の恵み弁当』『うぐいす餅とバナナ』(以上、生長の家刊)、『突然の恋』『小さな奇跡』『新しいページ』『花の旅立ち』 (以上、日本教文社刊)があります。

・谷口純子先生のブログ「恵昧な日々」

        (牧野尚一:H29.03.27)

2017年3月13日 (月)

今こそ“与える愛”の実践を

 3月11日午前10時から、山梨県北杜市にある生長の家“森の中のオフィス”のイベントホールで「神・自然・人間の大調和祈念祭」が厳かに行われました。御祭の様子はインターネットを通じて全国の教化部や海外伝道本部等、国内外に中継されました。

 御祭の中で生長の家総裁・谷口雅宣先生は「四無量心を行ずる神想観」の先導をされ、生長の家白鳩会総裁・谷口純子先生は「自然と人間との大調和を観ずる祈り」を朗読くださいました。

  「四無量心を行ずる神想観(新バージョン)」は、2010年(平成22年)年1月1日の新年祝賀式で、谷口雅宣先生が「年頭のお言葉」の中で公開いただいた素晴らしい神想観です。
 また、
同じく谷口雅宣先生が作られた「自然と人間との大調和を観ずる祈り」は、2011年(平成23年)3月11日に発生した東日本大地震の6日後の3月17日に、谷口雅宣先生のブログ『小閑雑感』に発表いただいたものです。

 御祭の最後に、谷口雅宣先生から素晴らしいお言葉を賜り、深く感銘いたしました。先生のブログ『唐松模様』に「2017年3月11日(土) 自然界に“与え返す”生き方」 と題してご紹介いただいております。ありがとうございます。ぜひ、全文を熟読・味読ください。

 先生は、その中で次のように述べておられます。

『ご存じのように、白鳩会総裁が朗読された「自然と人間との大調和を観ずる祈り」は、大地震の6日後の「3月17日」のブログに発表したものです。だから一種“公的”にも、私はあの祈りの言葉を読むたびに、5年間ずっと、そして今でも震災のことを思い出します。特にその中の--

 「人間よもっと謙虚であれ」
 「自然の一部であることを自覚せよ」
 「自然と一体の自己を回復せよ」 

 という言葉が、心の中に染み入るのであります。』

 「人間よもっと謙虚であれ」
 「自然の一部であることを自覚せよ」
 「自然と一体の自己を回復せよ」
 

 これは、今、全人類に最も必要とされるお言葉ですね。

 総裁先生はその後、アメリカのシェル・シルヴァスタインという絵本作家の作品『おおきな木』を紹介され、人類が母なる自然から恩恵を享受するだけで、与え返そうとしていないのではないかとご指摘されています。
 一方で自然を愛しながら、食肉用の飼料収穫のために森林を伐採し、また原子力や石炭・石油等のを化石燃料に依存して地下資源を収奪してCO2を排出し続け、ただただ自然から“奪う愛”だけの文明となっている現代です。21世紀の今こそ大自然に“返す愛”“与える愛”を実践すべきですね。

 総裁先生は、最後にこう述べておられます。

『人間は“母なる自然”から奪うだけでなく、与えることができるし、そうすべきであると申し上げました。その点を考えてみてください。私たちは、リンゴの実から種をとって殖やすことができます。また、リンゴの木に栄養を与えることができます。これは化学肥料である必要はまったくない。森を育てて土を豊かにし、生物多様性を拡大して、自然界全体の生命力を向上させることで、土は豊かになります。このような自然界に与え返すことを、私たちはオフィスと周辺の森の中で「自然を伸ばす活動」として実践してきました。これは、自然と人間との「ギブ・アンド・テイク」を実践することですから、「テイク」ばかりを進めてきた“旧い文明”とは異なる“新しい文明”に向かう先進的な活動と言えるのです。別の言い方をすれば、私たちは自然に“甘えて”ばかりいた生き方を改めて、自然に“与え返す”生き方を進めていくのです。 

 私たち生長の家は、今後さらに、この生き方を3つの“プロジェクト型組織”を通して全国に、さらには全世界に展開していく途上にあります。皆さんのご理解と、温かいご協力、そして斬新で、積極的なアイディアをいただきながら、この運動をぜひ、大成功に導きたいと心から念願するしだいです。それが、東日本大震災とそれに伴う津波によって霊界に旅立たれた多くの人々に対する、私たちの心からの追悼とご恩返しの表現だと信ずるのであります。』

  3つの“プロジェクト型組織”については、生長の家の公式HP「生長の家のプロジェクト型組織に関する規程」がありますので、ご参照ください。

 今こそ、「神・自然・人間の大調和」する世界構築に向けて、“旧い文明”から“新しい文明”へと、大きく方向転換すべき時ですね。

 総裁先生のブログ『唐松模様』の「2017年3月11日(土) 自然界に“与え返す”生き方」、ぜひ全文を熟読・味読ください。

        (牧野尚一:H29.03.11)

2017年3月 6日 (月)

実相宇宙の“唯一絶対神”を讃えて

 生長の家創始者・谷口雅春先生著『善と福との実現(新版)』(日本教文社刊)の元々の初版は、昭和23年12月20日でした。
 『第十章 生長の家の神は「根本中」也』の本文は、次のように書き出されています。

『戦後吾等が得た恵福は、国民が信教の自由と言論の自由とを恢復(かいふく)し得た事である。されば私は今後方便に偏せず、真実を説くことが出来る事になり、愈々真理開顕のときが来たのである。』(p.223)

 言論の自由が阻まれていた戦時体制下の制約を解かれ、誰に憚ることなく自由に真理を説ける時期が来たことのお喜びの中で、谷口雅春先生は続いてこう書かれています。

『今まで吾等は天之御中主神(あめのみなかぬしのかみ)と阿弥陀とゴットと天地の創造主とを、同一の本源唯一神(ゆいいつしん)なる生長の家大神(うちゅうぜんたいのおおかみ)の別名であることを『生命の實相』で説いて来たのであり、老子の説く如く「道」(コトバ即ち神)は本来無名であり、神名又は仏名にとらわれて、他宗排撃の固陋(ころう)に陥ってはならない、万教は互に手を繋いで、唯一の神を信じ讃えようではないかと説いて来たのである。』(p.223-224)

 唯一絶対の存在(根源神・大生命)を「生長の家」では、「生長の家大神」と呼称していますが、

 天之御中主神 = 阿弥陀 = ゴット = 天地の創造主 = 同一の本源唯一神 = 生長の家大神

と、すべてが同一であることがここに明確に示されてあります。まさに「生長の家」が万教帰一である由縁ですね。名称に差違はあっても、同一のご存在である、という訳です。これが理解できれば、たちまち世界の人々は互いに互いを“神の子”同士として讃え合い、手を結び合い、忽ちにして今、此処に、天国・極楽浄土が現出いたします。

 絶対が二つも三つもあるはずはなく、それぞれの宗教宗派が尊崇する対象は、実はすべて「一」なる存在であることは、論理的に考えてもこれ以外にはあり得ませんね。
 それぞれの方々が尊崇する名称や、真心を顕しやすい礼拝の形式等、それは皆それぞれに尊いのですから、その名称、礼拝の形式等はそれぞれ大切にしてゆけば良いのです。そして、相互にそれを尊重し合いながら、「一」なるご存在に感謝してゆけば良い訳ですね。

 「天之御中主神」につきましては、『善と福との実現(新版)』に次のようなご説明があります。

『「天(あま)」は至大天球なる大宇宙を指し、御中(みなか)の「御(み)」は美称、「中(なか)」は「中庸(ちゅうよう)」に「喜怒哀楽(きどあいらく)の未(いま)だ発せざるは之を『中(ちゅう)』と謂う」とあるところの「中」である。喜怒哀楽とは一切の「気指(きざ)し」(萌シ)を四語にて代表せしめたのである。一切の萌(きざ)シの現れいでる本源を『中(ちゅう)』と云うのである。されば中庸には「中なる者は天下の大本(たいほん)也」とある。即ち|-(たてよこ)十字に交叉して一切の時間空間の発現する中心の一点が「中」であるのである。』(p.225-226)

 「天之御中主大神」は、このようにまさに宇宙創造の大神様そのものでいらっしゃいます。まさに宇宙創造の大神様そのもののご神名でいらっしゃいます。

 さて、『古事記』の冒頭は次のようにあります。

『天地(あめつち)の初發(はじめ)の時、高天原(たかあまはら)に成りませる神の名(みな)は、天之御中主神(あめのみなかぬしのかみ)、次に高御産巣日神(たかみむすびのかみ)、次に神産巣日神(かむむすびのかみ)、この三柱(みはしら)の神は、みな獨神(ひとりがみ)成りまして、身(みみ)を隱したまひき。』

 天之御中主大神、高御産巣日神、神産巣日神がみな獨神(ひとりがみ)で「身(みみ)を隱したまひき」とありますが、谷口雅春先生著『限りなく日本を愛す』(日本教文社刊)には、次のように書かれてあります。(原文は旧漢字旧仮名遣い)

『さて、この高御産巣日神と神産巣日神とは天之御中主神と一体なのであります。だから『この三柱の神は並独神成りまして、身(みみ)を隠したまいき』とあります。「身を隠す」とは姿形が見えないと云う意味で幽之幽(ゆうのゆう)なる神であります。所がこの三柱の神様は「独り神」だというのは、決して「独身の神様」と云うような意味ではないのであって、絶対唯一の神様であるという意味であります。決して相対的な神様じゃないのであって、絶対唯一の神様、独一真神(どくいつしんしん)であります。たった一つしかないから絶対の神様なのであります。』(p.166)

 神は五感、六感を超越していますので、姿形はみえません。
 しかも、一即多、多即一で、唯一絶対神が陰陽に分化して働きますが、唯一絶対神であることには変わりないので、別々の神様ではありませんので「独り神」と書かれています。

 そのお働きについては、谷口雅春先生著『限りなく日本を愛す』に次のようにあります。

『天之御中主なる「主(しゅ)」にして「中(ちゅう)」、「中」にして「主」なる神は、そのままでは創造が完成しないのである。それは「陽の原理」(タカミムスビ)と、「陰の原理」(カミムスビ)とに剖判(ぼうはん)し出でたのである。「タカ」は高く、タクましく、タケ高(たか)く、猛(たけ)しく聳(そび)ゆる原理であり、男性原理を象徴するのである。「カカ」は「幽之(かすかの)又幽(またかすか)」である。カカミムスビとカが重複するので、一字を約して、単にカミムスビとしたのであると私は解釈しているのである。「カ」の字は、カスカ、カゼ、カスミ、カクレル、カゲなどの語字によって明かなるが如く、内に幽玄にカクれている原理であり、それは陰(かげ)であり、陰(いん)である。中心の「一」は剖判(ぼうはん)して陰陽と分れ、再び、陰陽が交流して、創造がいとなまれるのである。陰陽は別個の如くであるけれども、本来一体であるのである。本来一体でありながら、その職能や働きの分担を異にするのである。』(91p)

 「生長の家」を学び始めたころ、「神」は唯一絶対・完全円満・永遠不滅・無限生長・無限創造であると教えられ、大変良く納得できました。ただ、「一」という存在は、絶対ではありますが、ちょっと孤独でいらっしゃるのではないか・・・と勝手に心配(?)したことがあります。しかし、その創造は、陰陽分化して営まれると知り、ここに「むすび」の原理、「愛(四無量心)」の原理のあることを知りまして、大変良く納得できました。
 まさに、「神は無限の智恵」そのものであると同時に「神は愛なり」ですので、ムスビの原理そのものです。従ってそこから無限の生命、無限の供給、そして無限の歓喜、無限の調和が自ずから成就するという訳です。

 私たちの「愛(四無量心)」の歓喜は、天之御中主神及び陰陽分化しての高御産巣日神、神産巣日神のお働きの反映と申せましょう。
 現象の世界、現象の宇宙でも、その基本原理は電磁場、量子力学等、+(プラス)と-(マイナス)の陰陽の不思議な働きが基本となっています。人はもとよりのこと、動物、植物も、陰陽の働きによって成り立っています。
 その基本原理の大本が、即ち、天之御中主大神、高御産巣日神、神産巣日神のお働き、と申し上げて良いでしょう。

 この三神を「造化の三神」とも申し上げますが、宇宙創造の唯一絶対神なる、天之御中主大神様、高御産巣日神様、神産巣日神様に、あらためて深甚の感謝を捧げさせていただきます。

         (牧野尚一:H29.03.06)

※以下の書名をクリックすると、日本教文社HPの紹介文が読めます。

・谷口雅春先生著『善と福との実現(新版)』日本教文社刊

・谷口雅春先生著『限りなく日本を愛す』日本教文社刊

                            以 上

2017年3月 3日 (金)

“新しい文明”の構築に向けて

 3月1日は生長の家立教88年に当たり、生長の家総本山で「生長の家春季記念日・生長の家総裁法燈継承記念式典」が挙行されました。

 式典の中で生長の家総裁・谷口雅宣先生から素晴らしいお言葉を賜り、深く感銘いたしました。先生のブログ『唐松模様』に「2017年3月1日(水) 魂の飛躍への道」と題してご紹介いただいております。ありがとうございます。ぜひ、全文を熟読・味読ください。

 先生は、最後にこう述べておられます。

『私たちの運動は、“新しい文明”を構築するという、実に大きな目標を掲げています。それは困難でないとは決して言いません。しかし、その困難のおかげで、私たちには魂の飛躍への道が今、目の前に開かれていると考えて下さい。私たちはこれから、困難とムスビ合って、困難を自らの飛躍、さらには運動の飛躍へと結びつけるのです。これが生長の家の生き方です。私たちの運動は、全国に多くの同志がいます。全国どころか、世界中に仲間がいることが、先ほど披露された祝電の内容でお分かりになったと思います。皆ともに“新しい文明”の基礎をつくる道を、勇気と喜びをもって進んでまいりましょう。』

  人間・神の子無限力と教えられていますが、一見困難とも見えることを契機として、無限力の本源なる大神様と直結することでその無限力が引き出され、そこに神意が現成することになるのですね。

  勇猛邁進、勇気百倍ですね!

 なお、「生長の家」は本年より「“新しい文明”の基礎を作るための3カ年計画」をスタートさせました。
詳しくは、総裁先生のブログ『唐松模様』の「2017年1月1日(日) “新しい文明”の基礎づくりを始めよう」を、ぜひ熟読・味読ください。

        (牧野尚一:H29.03.01)

2017年3月 1日 (水)

立教88年 生長の家春季記念日・生長の家総裁法燈継承記念式典

 本日3月1日は、生長の家立教88年に当たり、生長の家総本山で「生長の家春季記念日・生長の家総裁法燈継承記念式典」が挙行されました。
 日本はもとより、ブラジル等の南米、アメリカ合衆国やカナダ等の北米、中華民国、韓国、インドネシア等の東南アジア、オーストラリア、そしてドイツを始めとするヨーロッパ諸国、アフリカ等、世界各地の生長の家の信徒の方々がこの日を言祝ぎました。

 式典の中で生長の家総裁・谷口雅宣先生から素晴らしいお言葉を賜り、深く感銘いたしました。先生のブログ『唐松模様』にご紹介いただけると存じますので、楽しみにお待ちください。

 さて、3月1日がなぜ「生長の家」の立教記念日かということでは、生長の家創始者・谷口雅春先生がご著書『到彼岸の神示』(日本教文社刊)に次の様に書かれています。(本文は旧漢字が使用されています。)

『生長の家はそれが地上に発祥したのは昭和四年十二月三十一日に『生長の家』という雑誌が製本完成したときであり、その所は唯今、神戸市内に編入されていますが、当時は兵庫県武庫郡住吉村八甲田と称された処で其処にささやかな家の門柱に“生長の家出版部”という竪看板のような大きな桧の門標がその翌年掲げられたのであります。その雑誌の創刊号の奥附に昭和五年三月一日発行としてありまして、創刊号がひろまるのに、次の第二号発行までの間隔を三ヶ月間とってあったのであります。第三号から第三種郵便物の認可がおりました。奥附の三月一日発行を、公式的な生長の家の発祥の春の記念日としてあるのは、時候が人々の集り易い陽春を選んだのであります。』(p.70)

  という訳です。

『しかし、生長の家は地上に発祥したときに始まったのではなく、「久遠の昔」からあるとこの神示に示されている通り、久遠の昔から実在の世界にあって、時期が熟して、地上人類救済の瞬刻限に地上に出現したのであります。』(p.70)

  この神示とは、「無限供給の神示」(昭和七年五月五日神示)で、『到彼岸の神示』『御守護 神示集』 『新編 聖光録』等に収録されています。(いずれも日本教文社刊)

『この神示には「わが霊身は『生命の実相』そのものである」とあります。「わが」と言われるのは無量寿の普遍的な本源神であられます。その生命が、すべての人間に宿って、すべての人間の生命となり、吾々は生かされているのでありまして、それが吾々の『生命の実相』なのであります。だから吾々自身の生命の実相は、無量寿普遍の本源神の生命と一体であり、『生命の実相』が読まれ、説かれ、それが明かにされるところ、そこに宇宙の本源神が「幽之幽」なる世界から「顕」の世界にあらわれ、無量寿の完全生命が顕われるので、自然に病いは消え、一切の不幸も災いも滅することになるのであります。』(p.72)

『吾々自身の生命の実相は、無量寿普遍の本源神の生命と一体であり』とありますように、唯一絶対の本源神と私たちの生命の実相は一体であるのですから、ありがたいことですね、素晴らしいことですね!
 これが「生長の家」の教えの中核たる「唯神実相論」です。

『かく示したまう生長の家の本尊神は、一宗一派の神様ではなく、どの宗派にも異る名称で姿をあらわしてい給うところの宇宙の本源たる“唯一の神”であられますから、 
「吾れは光明遍照世界の主宰者大日如来であり千万億阿僧祇久遠の昔より成仏せる釈迦であり、アブラハムの生れざる以前より既に世の救い主なりしキリストである。吾れに汲むものは涸(かわ)かず、吾れは無限の光、無限の生命、無限の愛、無限供給の泉である。」 
と示されているのであります。』(
p.72)

 宇宙の本源たる“唯一の神”ということですので、惟神の道では天之御中主大神・高御産巣日神・神産巣日神の造化の三神を指しますね。
 「生長の家」が「万教帰一」を説きますのも、「生長の家」を説かれる神も、世界の歴史的な数々の宗教を説く神も、唯一絶対の本源神であるからです。
 唯一絶対の本源神が独在する事を世界の人々が理解した時、神・自然・人間の大調和した世界だけが独在する事が分かりますので、皆兄弟姉妹と分かり、忽ち地上にも天国・極楽浄土が実現いたします。
 一遍に成就しなくとも、この真理を理解した人々の周囲には、忽ち天国・極楽浄土が実現いたします。

 前生長の家総裁・谷口清超先生は、ご著書『伸びゆく日々の言葉』(日本教文社刊)で次の様に書かれています。

『 三月一日 記念すべきこの日

 生長の家は昭和五年三月一日をもって立教された。この日付けの『生長の家』誌を谷口雅春大聖師が発刊されたからである。それは今まで実相世界に宝蔵されていた「真理」が現実世界に浮かび上って来た最初の記念すべき日であった。それ故この日を全世界で祝賀する。まだその気持になる人々の数は少いかも知れないが、次第にその数は増加する。何故なら「生長の家」が「実在」であり、「実相世界」の別名であり、「高天原(たかあまはら)」であり、「竜宮城」であるからである。それのみが実在であるから、この真実が必ず現成するのである。』(p.64)

  「生長の家」が地上にも出現し、生長の家創始者・谷口雅春先生、前生長の家総裁・谷口清超先生、そして生長の家総裁・谷口雅宣先生と法燈が継承されて、この「生長の家」の真理が全世界に広がっております。誠に慶賀に堪えない、素晴らしい今日の日であります。

 ところで、「無限供給の神示」を解説された谷口雅春先生著『到彼岸の神示』には、法華経の「見宝塔品」の一節が引用されています。以下は、その大要を分かりやすく私が意訳してみました。

 ある時、釈迦如来が真理を説いておりましたら、突然、空中に巨大な「七宝の塔」が出現したというのです。なぜこの様な輝かしい宝塔が出現したのでしょうかと聞かれましたので、釈迦如来は、
「此の宝塔の中には多宝如来がおられる」
とお教えくださいました。
「その仏は、真理が説かれるところに多宝塔と共に姿を顕し、その真理の素晴らしさを、『善い哉』と讃嘆されるのである。」と。

 すると、弟子達は、ぜひその宝塔の扉を開いて多宝如来を礼拝させてくださいと釈迦如来にお願いいたします。釈迦如来が七宝の塔の扉を開きますと、中におられた多宝如来が、宝塔の中から『善い哉、善い哉』と釈迦如来の説法を讃嘆され、坐っておられた台座の半座を分かち、
『釈迦牟尼仏、此の座に就きたまうべし。』とおっしゃられました。
 釈迦如来もその塔の中に入り、その半座に坐して結跏趺坐したまうたのでした。

 七宝の巨大な宝塔の中の、巨大な台座の上に、巨大な釈迦牟尼と巨大な多宝如来が並んでお座りになられたのですから、その荘厳極まりないことは計り知れません。
 谷口雅春先生は、『到彼岸の神示』の中で、
『この一節を私は「一仏一切仏の顕示」と称んでいるのであります。』(p.67)
と書かれておられます。

 つまり、真理(釈迦如来)と無限供給(多宝如来)は、コインの裏表の様に一体で、「生長の家」の真理(宇宙の大法)の説かれるところ、そこに自然に無限供給も成就する、という訳です。

 素晴らしい「生長の家」の真理に深く感謝し、宇宙の本源神なる大神様に、そして生長の家創始者・谷口雅春先生に、前生長の家総裁・谷口清超先生に、生長の家総裁・谷口雅宣先生に深く感謝する一日といたしましょう。

        (牧野尚一:H29.03.01)

※以下の書名をクリックすると、世界聖典普及協会HPの紹介文が読めます。

・谷口雅春先生著『到彼岸の神示』(日本教文社刊)

・谷口雅春先生著『御守護 神示集』(日本教文社刊)

・谷口清超先生監修『新編 聖光録』(日本教文社刊)

・谷口清超先生著『伸びゆく日々の言葉』(日本教文社刊)

                                以 上

2017年2月24日 (金)

地球に似た7惑星の発見

 38光年といえば、光の速度で38年ということですから大変遠い距離であることには間違いありませんが、宇宙的スケールの中では太陽系のご近所という事になりますね。

 そこに「トラピスト1」という恒星があって、7つの地球型惑星があるというのですから、スゴイ発見です。

 インターネットに「【解説】地球に似た7惑星を発見、生命に理想的」(ナショナル ジオグラフィック日本版 2/23(木) 19:09配信)とありましたが、それによりますと、

『これらの惑星は、大きさが地球と同じくらいで、表面には水だけでなく生命さえ存在できるかもしれない。』

 というのですから、夢膨らみますね。
 但し、「トラピスト1」は、太陽の質量のおよそ8%、明るさは1000分の1程度しかないM型矮星で、銀河系ではよく見られるタイプの星だそうです。
 しかし惑星の方は、大きさだけでなく質量も地球と同じくらいで、岩石惑星と考えられるそうですが、厚い大気に包まれた小さな天体である可能性(木星型惑星)もあるとのことです。

 仮に、地球型惑星であれば、トラピスト1e、1f、1gの3つの惑星は、まさにハビタブルゾーン(生命が生きられる領域)にある可能性が。中でも科学者たちが特に関心を寄せているのは、主星から5番目に近い軌道を回るトラピスト1fで、生命が栄えるのに理想的な場所かもしれないと言われているそうです。

 とはいえ簡単に喜べないのは、この惑星系は規模の上でも構造の上でも、木星とガリレオ衛星(イオ、エウロパ、ガニメデ、カリスト)の系によく似ていて、片方の半球は常に温められていて、他方の半球は永遠に極寒の夜空の下にあるようなので、生物の生存にはかなり厳しい環境にあるということです。

 従って、「トラピスト1」の温暖な惑星のいくつかは、「居住可能という言葉からイメージされるような穏やかな海辺というよりは、内部から噴き上がってくる溶岩により2000年ごとに表面が完全に新しくなるイオに似ているかもしれません」とカナダ、モントリオール大学のローレン・ワイス氏は述べているそうです。

 “ヒト”のような高等生物の生存は難しいようですが、以前、本ブログでも紹介しましたように「驚異の生物(いきもの)たち」は沢山おります。

 マリアナ海溝チャレンジャー海淵から単離された新種のバクテリア「(学名)Colwellia marinimaniae( コルベ リア マリニマニエ)」は1,200気圧(6℃)を好み、1,400気圧まで増殖することができるそうです。
 ちなみに1,200気圧とは1200kgの固まりが1平方センチメートル に乗っかっている状態に等しく、これは軽自動車に足の親指の爪を踏まれ続けている感覚に近いとのことです。10,911メートルの深度を持つチャレンジャー海淵は1,090気圧のとんでもない環境ですが、逆に大気圧では生育することができない特性を持っているとのことです。
 軽自動車の下に踏まれたくらいの圧力の中が一番最適というのですから、誠に様々な生物がいるものです。

 NHK放送大学の「現代生物科学:第1回 生物多様性とは」(講師:松本忠夫・東京大学名誉教授)を視聴していましたら、「極限微生物の生息例」としてこんな紹介がありました。

・超高温(90~113℃、最適105℃)
   :古細菌(Pyrobolus fumarii)
・超高圧(マリアナ海溝のチャレンジャー海淵、10,900m)
   :何百種という細菌や古細菌
・強放射線(100万ラド、広島原爆の1,000倍)
   :Deinococcus radiodurans
・長深度(地下3,000m)
   :SLIME(地下岩石帯・独立栄養生物)
・超低温(南極の氷床下にあるボストーク湖)
   :多数種の細菌が生息している可能性

 誠にも驚きですね。
 105℃が最適という生物がいたり、海上から10㎞もの海底という超高圧の海淵で生息する生物(!)、更には広島型原爆の1,000倍という放射能でも破壊されない生物、地下3,000mで生息する生物、そして、レーダー観測によれば南極の氷床下4,000mには、琵琶湖の10倍くらいのボストーク湖があり、そこでは多数種の細菌が生息している可能性があるとのことです。

 という訳で、“ヒト”から見て過酷な環境の中でも生息できる生物はいくらでもいますので、「トラピスト1」にも生命存在の可能性は高いかもしれませんね。

        (牧野尚一:H29.02.24)

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